2013年11月17日日曜日

4th. Discovery 明日への追跡

■ 黄龍妖魔學園紀


以下ネタバレ。長文。
ドラマCD 九龍妖魔學園紀 Vol.1



4th. Discovery 明日への追跡


午前休み時間、3-Cの教室にいると、リカからメールが。
目指せ王子サマ。


教室では男子生徒AとBが昨晩の『トワイライトファイル』というTV番組について話していました。
元ネタはX-FILEしか分からなかったのですが、どうやらもう一つはトワイライト・ゾーンというアメリカのSFドラマだとか。
その『トワイライトファイル』というTV番組の内容は異星人モノだったらしく、異星人による誘拐(アブダクト)や人体実験について語っていました。
そしてなぜか話は金髪でナイスバディの異星人による交配実験に。
思春期だ。


「…ッたく、アホか。メディアに踊らされやがって」と皆守はご現実主義な様子。いつもあんなにポエマーなのに。
「まさかお前も金髪美女の異星人に興味があったりするのか?」と心配そうに聞かれたので、【】と返しておきました。
「まッ、異星人っていや蛸みたいな形と決まっているんだ」
え? そういう話だったの……?


オカルトといえば「古人曰く――」と月魅が。
「人間の姿は気味が悪くて好感が持てないが、慣れれば大丈夫だろう」
いや、それ古人じゃなくてミスタースポックじゃ……。
月魅は宇宙人肯定派のようで、宇宙人のいる可能性を示す方程式を示しつつ、「これは異星人の存在を否定できないという事を証明しています」と熱く語ってくれました。
当然龍麻の返答は【】で。「私たちって、何か似てますね……」
まさにRoman。


一方まったく異星人を信じようとしない皆守には「ふふふ……、気を付けた方がいいですよ。異星人は、常に私たち人間を誘拐する機会を窺っています」と忠告。
曰くUFOが発する光で時計は止まり、首筋には実験の痕跡である赤い斑点が残るとか。
それより去り際の「探索頑張って下さい」が気になりますが。


と、「やっば~いッ! 寝坊しちゃったよッ」遅刻したやっちーが駆け込んできました。
現在の時間は≪休み時間≫らしいので、少なくとも一限目は終っているくらいの時間でしょうか。
うっかりというレベルではないような気が?
そして何故かやっちーの部屋では昨晩止まっていた時計が今朝は動いていたりとか、何故か首筋に赤い斑点がいつのまにかあったりとか


それを見た皆守は「気分が悪くなってきた」「保健室で横になってくるわ。じゃあな」と保健室へ。
意外と皆守は神経弱いのだろうか。気持ちがわからなくもないけども。
やっちーから放課後相談に乗って欲しいと言われ、午前終了。




放課後、ヒナ先生から何か授業でわからない事はないかと質問され【】。
ここが噂のオレスコトラップだそうです。
へーと思いつつ、好きな人先生になった理由など、一切授業とは関係ないヒナ先生のプライベートを質問する龍麻(黄龍の器)。
スリーサイズも聞けたので、今のところ好感度はクリアしている様子です。
ちなみに、初回は【】とかその辺りを選択していたような気がします。それでもバディに出来たので、必須フラグではないようです。


質問タイムが終ると夕薙が登場。
今まで保健室にいたらしく、皆守が「カレー星人が~」とうなされていたと教えてくれます。
色々すごいな皆守。


ヒナ先生とわかれた後、夕薙から學園に伝わる怪談『二番目の光る目』について教えてもらいます。
ちなみに書き忘れていましたが、天香學園には怪談が九つあってその最初の怪談が『一番目のピアノ』でした。
夕薙は學園の怪談の内容よりも、今この噂が広められている事に興味があるようです。都合よく出来すぎた話だと。
下校のチャイムが鳴ると「生きてこの學園を出たければ誰も信じるな」と残して去って行きました。
何気に謎の多い人です。


やっちーに会いにテニスコートへ。
「ゴメンね、テニスコートまで来てもらって」と言うやっちーへ【】を。テニスウェア好きだと思われてしまいました。
皆守も呼び出してのお願いは女子寮の見張りでした。
どうやら誰かから見られているような気がするらしく、他の女子生徒たちも覗きじゃないかと噂が広まっているそうな。


まあ、やっちーは異星人のせいだと思っているそうですが。
「だって、月魅が言ってたよ。異星人は、常にあたしたちを誘拐する機会を、どこからか窺っている――って」
月魅に影響されすぎです。
「異星人とやらが現れたら、その時は助けてやるよ。もし、現れたらな」と明らかに拒否な皆守へ「さては皆守クン、怖いんでしょ?」「そうだよねェ。誰でも異星人は怖いもんね」と。
で、見事やっすい手に引っかかった皆守は見張りに付くのでした。
ちなみに龍麻は「緋勇クンは協力してくれるよね?」に【】と二言なく即答で了承しました。


そんな訳で女子寮敷地内で見張りです。
皆守と寒いな【】とか喋っているとメールの着信音が。この時に皆守が「ん? 何か鳴ってるぞ? お前の携帯か」というのが上手いなァと。
ちなみにメールはやっちーからで『異星人と遭遇しても慌てないで、地球人の代表として友好的に対応してね』という事でした。
どう考えても異性人との接触を望んでいるような気が。


続いて月魅からもメールが。
内容は異星人との第一種から第五種までの接近遭遇分類の説明と、接近遭遇時に気を付けなくてはいけない事にでした。
まあ、一番大切な、接近遭遇時に気を付けなくてはいけない事のところから(受信文字数がオーバーしました)と消えているのですが。
さすが月魅。


再度やっちーからメールが。
…やっちーから監視されていました。
仕方が無いので皆守と見回りをする事に。
まずは右側を見回ってみると、そこには女風呂を覗いている境が。
犯人コイツなんじゃないだろうか。


次に逆側を見回ろうとすると、サングラスをかけた怪しい
宇宙刑事男が。
「ハロー」と言われたので、ハロー【】と返してみました。
「君は、初対面の人に随分とフレンドリィなんだな。最近は不審者も多いから気を付けた方がいいぞ」と言われてしまいました。せっかく素直に返したのにあんまりだ。
この革ジャンを着た怪しい男は、私立探偵の鴉室洋介(以下鴉室)。
失踪した生徒の親御さんから依頼を受け、學園に不法侵入し違法調査をしているそうです。
実に怪しい。
この時に鴉室から語られる実にくだらない話は、実はそうくだらなくは無いんですけどね。
一通り話し終えると「じゃ、俺は調べるところがあるんで、行くぜ。またな、ベイビー」とどこかへ行ってしまいました。
この「またな、ベイビー」が実にうさんくさカッコいい。




境やら鴉室やら、いい加減ウンザリしてきたらしい皆守から缶コーヒーを貰っていると、茂みから音が。


すると、いきなり低い振動音が響き、眩い光が辺りを包み、更に白い煙が龍麻と皆守の周囲を覆い、そのまばゆい光の中には奇妙なシルエットが浮かび上がります。


そして……


THE TRUTH IS OUT THERE!
 



0 件のコメント:

コメントを投稿